私たちは鉄加工の「製造」に特化したモノづくり集団です

国内トップクラスの製造メーカー様と半世紀以上にわたるパートナーシップを築いて参りました。
また、公共事業における施設装置の提供も長年行っております。

主要な製造装置は以下となります。
除塵機
産業用タンク
ろ過装置用タンク

私たちの仕事の全体像

お客様より頂戴する「図面」からはじまります

お客様より「こんなものを作りたい」というご要望を「図面」という形でお預かりするところからスタートします。
営業は、お客様のご要望をお伺いして、コミュニケーションを取りながら打ち合わせさせていただきます。
積算・提案は技術チームを交えて社内で打ち合わせを重ね、コスト・納期などでスケールメリットのできる企画をご提案します。

受注後、製造の土台となる「製作工程表」を作成します

製造には綿密な計画が必要です。
お客様から頂いた図面をもとに営業とお客様の間で納期や仕様、注意事項などについて確認します。

「図面」と「製作工程表」をもとに製作チームとゴールを共有します

製作現場と図面及び工程表を確認し、製作上の疑問点を一つ一つ洗い出す作業を行います。
必要に応じてお客様と再度打ち合わせを行い問題箇所を無くしていきます。

製品の材料(資材)を調達します

弊社では、鋼材検査証明書(ミルシート)付の材料を調達しています。
その理由は、官公庁発注の製品検査に対応するためです。

製作工程は「製缶」「機械加工」「塗装」「組立」4つに分類されます

STEP1 製缶
鉄やステンレスを用いて、タンク等の容器や機械装置又はそのフレーム(骨組み・架台)を製作します。「板金」との大きな違いは扱う材料の厚さです。当社で製作する製品は大型でかつ強度が求められるものが多いため、求められる材料の厚みは6mmを超える物がほとんどであり、その加工には高い技術を要します。正確な溶接の技術を必要とすることはもちろんですが、立体的な製作図面をいかに部品展開し、最小限の手間と労力で整った製品として仕上げるかがベテランの腕の見せ所です。
STEP2 機械加工
弊社で主に行われている機械加工は、製缶作業に伴う穴開けや切削加工、あるいは機械装置部品製作に伴う仕上げ加工などがあります。大型装置製作に対応するため、それを加工する機械も大型の立て旋盤や横中ぐり盤、平削り盤などを備えております。現在主流のNC装置ではなく、昔ながらの汎用機を用いて加工することにより、多品種・少量の加工を素早く行い、製作時間の短縮に貢献しています。熟練工による精度の高い加工技術がより完成度の高い製品を生み出します。
STEP3 塗装
金属製品を長期間に渡り美しく保つには、耐久性を兼ね備えた塗装技術が欠かせません。塗装の仕上がりに大きく作用するのが塗料の吹付作業前に行う「下地処理」です。弊社では「サンドブラスト」と「ビーズショット」の2種類のブラスト処理を可能としています。ブラスト処理とは製品に直接研磨材を高圧で吹き付ける作業のことです。サビの除去はもちろんのこと、表面を粗くすることで塗料の密着性が高まるため、その後の質の高い塗装作業に欠かすことのできないものとなります。またビーズショットはステンレス製品の仕上処理として使われ、つや消しの独特の光沢を製品にもたらします。
STEP4 組立
大型の機械装置は最終的に数多くのパーツを「組立」することにより一つの製品となります。製缶加工により製作された骨組みや架台、機械加工された小部品などに加え、その他数多くの電気部品や制御装置などが組み込まれることで装置として完成します。最も重要な箇所はその駆動部分であり、滑らかな動作を実現するため、わずかな動きのずれをミリ単位で修正しながら組立を行います。

検査

検査の姿勢で製品の善し悪しが決まるといっても過言ではありません。弊社の検査は2段階〜3段階のチェックを実施します。
  1. 自社内での検査
    高品質をお約束するために弊社規格・基準での検査項目のクリアが第一段階です。

  2. お客様による検査
    1の段階を経て、発注元のお客様による検査を行なっていただきます。
    メーカーであるお客様独自の検査に立ち会い、コミュニケーションを取りながら作業を進めて頂きます。
    ほとんどの製品が自社一貫体制による製造となるので、お客様のご質問にも速やかに対応しています。
  1. エンドユーザーによる検査
公共事業で利用される装置の場合、官公庁の担当者による検査もございます。

出荷(納品)

厳しい品質の検査をクリアして出荷(納品)となります。
お客様の指定場所に検査合格時と同様の状態で納品できるよう細心の注意を払い積み込みし、安心安全でお届けしています。

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0463-54-5611

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