鉄・ステンレス加工の製造特化企業 - 神田鉄工

私の場合、未経験だったのでモノづくりの前段となる道具や工具の使い方からはじまりました。
例えばグラインダー（砥石を回転させることで研磨や切削、研削を行う工具のこと）とは？からはじまり、グラインダーの具体的な掛け方などひとつひとつ丁寧に教えてもらいました。

わからないことだらけでしたけど、私を担当してくれた先輩は威圧感はなくて、変なプレッシャーも与えずに、粘り強く向き合って教えてくれたのは本当に有り難かったですね。その先輩の熱意にも応えよう。それがモチベーションにもなりました。

製缶工場の職人はグラインダーの掛け方ひとつ、溶接ひとつとってみても綺麗に仕上げることに誇りをもっています。
適当な仕事をしていると逆に目立ちます。と、言葉でいうのは簡単ですが、感覚を掴むのは今でも難しいです。

例えば、グラインダーの掛け方も、寝かす・立てる。その角度によって仕上がりは変わりますし、溶接にしても、一本引っ張る時も姿勢であったりスピードであったり、接続につかうワイヤーの高さ、角度によって仕上がりは変わる訳です。その所作の組み合わせ、引き出しが感覚を掴むことになるのかもしれませんね。

仕事中は当然真面目に良い緊張感をもってやっていますが、休憩の時であったり、コミュニケーションを取る時は和気あいあいリラックスモードでやっています。個人的には人間関係のストレスは感じないので良い職場だと思います。

デスクワークに向いてない人にはぴったりかもしれない（笑）。あとはものづくりが好きな人。車だったりバイクをいじったり、DIYが好きな人なんかも神田鉄工の仕事は向いてると思います。

スポーツで体を動かしたり、映画を見たり、お酒を飲みにいったりですね