神田鉄工品質とは?
弊社の製造は製缶から組立まで一貫体制のもと日々行われています。だから工程状況はすべて把握済み。
神田鉄工の目指す品質はどんなところで生まれているのか。その様子を会社見学という形でお伝えできたら幸いです。
神田鉄工の目指す品質はどんなところで生まれているのか。その様子を会社見学という形でお伝えできたら幸いです。
神田鉄工の全体略図
STEP1 製缶工場
※溶接で缶をつなげている様子
製造のはじまりは製缶(せいかん)することからはじまります。
製缶とは、鉄やステンレスなどの金属を切ったり曲げたり溶接でくっつけたりして様々な産業機械や部品、タンク、架台などをつくること。
製缶という言葉の響きから、スーパーで売っている缶詰の缶のような物を想像してしまいがちですが、神田鉄工では、その何十倍、何百倍の大きな缶を作ります。
製缶とは、鉄やステンレスなどの金属を切ったり曲げたり溶接でくっつけたりして様々な産業機械や部品、タンク、架台などをつくること。
製缶という言葉の響きから、スーパーで売っている缶詰の缶のような物を想像してしまいがちですが、神田鉄工では、その何十倍、何百倍の大きな缶を作ります。
容器だけではなく、重たいタンクや上下水道設備の装置や部品、機械装置を固定するためのフレーム(骨組み、架台)も作ります。
大きいものを作るには、材料は頑丈じゃないといけません。
頑丈な材料は分厚くて固いのです。切る、曲げる、くっつけるには高い技術力が必要です。
大きいものを作るには、材料は頑丈じゃないといけません。
頑丈な材料は分厚くて固いのです。切る、曲げる、くっつけるには高い技術力が必要です。
※製缶工場にはいろんな形のものが並びます
STEP2 機械工場
※立て旋盤で不要な部分を削り取っている様子
機械工場で行うことは、切削工具や工作機械を使って鉄やステンレスなどの素材を加工することです。
目的の形を作るために、いろんな機械や方法を使い分けます。
目的の形を作るために、いろんな機械や方法を使い分けます。
神田鉄工の機械加工では、製缶作業をする中で必要な穴を開けたり不要な部分を取り除いたり、機械装置の部品を図面の形状や寸法に調整するための加工を行っています。
大型の製品を作るため、大型の工作機械を備えています。
主な工作機械として「立て旋盤」「横中ぐり盤」「平削り盤」があり、神田鉄工は昔ながらの汎用機(手動ハンドル操作の機械)を使って加工しています。
汎用機の良いところは、多品種・少量の加工を素早く行えるため、製作時間を短縮できることです。熟練工による精度の高い加工技術により完成度の高い製品を日々生み出しています。
大型の製品を作るため、大型の工作機械を備えています。
主な工作機械として「立て旋盤」「横中ぐり盤」「平削り盤」があり、神田鉄工は昔ながらの汎用機(手動ハンドル操作の機械)を使って加工しています。
汎用機の良いところは、多品種・少量の加工を素早く行えるため、製作時間を短縮できることです。熟練工による精度の高い加工技術により完成度の高い製品を日々生み出しています。
※平削り盤で材料を削っている様子
STEP3 塗装工場
※下地処理をする前の製品と対峙する鉄人
私たちが、暑さ・寒さから身を守ったり、おしゃれをするために洋服を着るように、金属製の製品も雨、風、ほこり、熱などから身を守り、美しい景観を保つための塗装作業は欠かせません。
塗料を金属にしっかり塗るためには下地処理が必要となります。具体的には、表面を細かい研磨剤を吹き付けて(サンドブラスト)サビを取り除き、表面を傷つけます。傷といっても、指で触れてわかるくらいのざらつきです。
塗料を金属にしっかり塗るためには下地処理が必要となります。具体的には、表面を細かい研磨剤を吹き付けて(サンドブラスト)サビを取り除き、表面を傷つけます。傷といっても、指で触れてわかるくらいのざらつきです。
※サンドブラスト中
※途中経過(下半分のサビを取り除き磨かれている)
※下準備の完了。ようやく塗装できる姿になりました。
他にも研磨処理として、細かいガラスの粒を吹き付ける(ビーズショット)があります。
ステンレス素材で作った製品の仕上げ処理として使われ、つや消しの独特の光沢を製品にもたらします。
塗装前に、製品の素材に応じて下地処理を人の手で丁寧に行います。
話を塗装に戻します。
表面を粗くすることにより、塗料の密着性が良くなります。密着性の良い状態で均一に隅々までこちらも人の手で隅々まで塗っていきます。一度だけではなく、二度塗り、場合によって三度塗りというケースもあります。
塗装では「塗り厚」を報告する時もあります。専用機器で塗装の厚みを計測し、基準を満たしているか確認します。
神田鉄工で扱う製品は大型のものが多いため、気の遠くなる作業工程です。しかし、金属製品を10年・20年・30年以上と長い年月に渡り、美しく保つために、耐久性を持ち合わせた塗装技術も欠かせません。こうした抜かりない仕事により神田鉄工品質は創られていくのです。
ステンレス素材で作った製品の仕上げ処理として使われ、つや消しの独特の光沢を製品にもたらします。
塗装前に、製品の素材に応じて下地処理を人の手で丁寧に行います。
話を塗装に戻します。
表面を粗くすることにより、塗料の密着性が良くなります。密着性の良い状態で均一に隅々までこちらも人の手で隅々まで塗っていきます。一度だけではなく、二度塗り、場合によって三度塗りというケースもあります。
塗装では「塗り厚」を報告する時もあります。専用機器で塗装の厚みを計測し、基準を満たしているか確認します。
神田鉄工で扱う製品は大型のものが多いため、気の遠くなる作業工程です。しかし、金属製品を10年・20年・30年以上と長い年月に渡り、美しく保つために、耐久性を持ち合わせた塗装技術も欠かせません。こうした抜かりない仕事により神田鉄工品質は創られていくのです。
※塗り厚に気を配りながら隅々まで化粧を施します
※ムラなく塗装された部品・製品はとても美しいと好評です
STEP4 組立工場
※設計図をもとに製作された部品たち
設計図をもとに作られた各部品を組み上げることによってひとつの製品となります。
製缶工場で作られた重たいタンクや機械装置を固定するためのフレーム(骨組み、架台)。
機械工場で加工された大小さまざまな大きさの部品たち。
その他数多くの電気部品や制御装置などを組み込んでいくことで装置として完成します。
製缶工場で作られた重たいタンクや機械装置を固定するためのフレーム(骨組み、架台)。
機械工場で加工された大小さまざまな大きさの部品たち。
その他数多くの電気部品や制御装置などを組み込んでいくことで装置として完成します。
組立作業で一番大切なところは動力を与えて動かす「駆動部分」です。
駆動部分である部品と部品との滑らかな動きを叶えるため、わずかな動きのズレを数ミリ単位で修正しながら組み立てていきます。
駆動部分である部品と部品との滑らかな動きを叶えるため、わずかな動きのズレを数ミリ単位で修正しながら組み立てていきます。
※ひとつひとつ丁寧に組み立てていきます
STEP5 資材及び塗装前の製品置場
注文した資材(鉄、ステンレスなど)の保管場所であり、製作途中(塗装前)の大小さまざまな部品を置くエリアです。
錆びている資材、塗装前の部品・製品もサンドブラストにより綺麗に磨かれます。
置き場で一際目を引くのが、黄色い門型クレーンです。最大積載量10トンを誇るクレーンは大型機械装置を作っている神田鉄工の象徴的なシンボルです。
錆びている資材、塗装前の部品・製品もサンドブラストにより綺麗に磨かれます。
置き場で一際目を引くのが、黄色い門型クレーンです。最大積載量10トンを誇るクレーンは大型機械装置を作っている神田鉄工の象徴的なシンボルです。
※錆びついている物も最終的には立派な製品に
※置き場で存在感を放つ天井走行クレーン
STEP6 完製品置場
完成した製品の終着駅がここ製品置場です。製品置場では、品質の確認や検査なども行われます。
※完成した製品は納品を静かに待っています
※品質の確認・検査などの舞台にもなる製品置場です
事務所
事務所内では、営業計画や積算見積もり、提案内容のまとめ、受注管理、お客様との打合せ、資材の調達業務までモノづくりがスムーズに進むための支援を行っています。
※神田鉄工の心臓部とも言える事務所内
※図面をもとに、資材の注文をまとめている様子
神田鉄工品質を守り
より良いモノづくりを進めて参ります!
より良いモノづくりを進めて参ります!
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