可動堰(かどうせき)のお話
今年も日本各地で台風が発生致しました。
平塚市でも、大雨によって冠水してしまった所もあったと聞いております。
被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申しあげます。
大雨の時は外出を控えるのが一般的です。
しかし例外もあるようです。
農家の方は田んぼを守るために、大雨の時など農業用水が溢れ一面水浸しにならぬよう
用水路の堰板(4段x2列)の抜き差しで水位、流量の調整をされています。
次の写真は、弊社近くにあった用水路です。大雨の日などは足場の悪い中、
木製の板を二人がかりで引き抜く作業をしておりました。
この危険な状況を改善したいと地元の農家さん(土木委員会様)よりご相談を頂いたのです。
弊社代表の家は地元で代々農家を営んでおりました。
写真のような用水路での作業は非常に危険を伴うものと認識しており、
地域貢献の一環としてお手伝いできればという思いで可動堰を更新する
工事を行わせていただきました。
安全第一の精神を忘れずに
農家の皆さんの安全を願い、可動堰を納品致しました。
水圧により、上げるのが困難だった木製の堰板を必要とせず、
ハンドル操作で鋼材の板が上下に可動する堰です。
悪天候の作業も安全に行える環境を提供することができました。
操作自体はより安全となりましたが、願うことなら大雨の時には可能な限り川や用水路に近づかず、
堰の操作は安全が確保できるまで待っていただくことを祈るばかりです。
安全第一の精神を忘れずに・・・。私たちも日々の作業に取り組んで参ります。
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